2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の美

日本の美しさの一つに、手仕事による細部のこだわりがあります。何気なく板を突き合わせるのではなく、ここではつなぎに自然の竹を割った物が入れ込まれていて節が心地よいリズムを作っています。一枚の平板を合わせる伝統的なつなぐ技法で千切りと呼ばれる…

日本の美

連続する縁石から抜け出て飛び石のように別に雨だれ受けがあります。さらに対角線延長上にその4分の1の大きさの石が置かれています。間をつなぐ見事な配置です。

日本の美

分解する壁。掛戸になった壁を突き上げると空間も建物も一瞬のうちに屋根が浮遊、周辺の自然とつながります。

日本の美

まるで唐傘の中で茶を点て、そして頂く・・野点です。建築は感覚、直截、人と空間が一体然なる世界が作られます。我々はその一瞬、自然と共生する感覚を覚えます。 唐傘の中で茶を点て、そして頂く・・唐傘の柄も自然の木。緑の中の野点です。建築は感覚、直…

日本の美

洗練されたというより、採れる素材をそのまま使いその形に沿って無理なく適応させていくことに美しさがあります・・・・・

日本の美

斗 栱(ときょう) 「斗栱」は「斗(ます)」と「肘木」との組み合わせたもので軒の荷重を支え ます。それにより日本建築特有の深い濡れ縁の空間が作られます。

日本の美

海(界)と見立てる世界。海(界)面すれすれに複数の小さな尖った島々は不安定さを、その先の海(界)面からひときわ上がり平たく安定した島。その先にある門は「どうぞお入りください」と開き誰をも受け入れます。日本の美学は、この隠された「見え隠れ」…

日本の美

つなぐ・・・主・従の関係、方向性、高さ、大きさ、形、テクスチャーなどメッセージを明確に伝えます。素材は違えど全て同等に存在する世界です。 詩仙堂

日本の美

左右対称。物は安定すると同時に視点はそこに集中し静的な間を生み出します。しかし一つ一つは全く左右同じではありません。しかしむしろそれらが気持ちのいい安定を生み出します。

暇人

この字は、”閑” ゆったりと時を過ごす。体を休める。あと忘れました!これも・・・・・・・。詩仙堂の床の間に掛かっています。

日本の美

繰り返しのリズムは安定と心地良さを与えます。木の建築では各々部材の寸法は人間的尺度から生み出される尺寸とその比例から生み出されます。

日本の美

日本の木造建築は、持ち送りされる垂木、木割りのリズムは屋根の重さを感じさせないと同時に心地よい軒下空間を作ります。

日本美

日本の美は素材の組み合わせはもとより、その幾何学性、直線美、繰り返しの美しさなどに現れます。

日本伝統美

迎春2014.1.1

お飾り・・日本の伝統、この中に多くの意味があります。